訪問診療について
訪問診療とは?

高齢者の方や病気で通院が困難になった方、ご自宅での療養を希望される方に対して、原則として2週間に1回以上、予め計画した日時に医師が訪問し、診療・検査・お薬の処方や療養上のアドバイスを行います。

在宅療養と言う環境の中で患者様にいかに安心を与えられるかということを最重要視し、在宅療養支援診療所として24時間365日対応を徹底し、緊急の往診に関しましても迅速な対応を心がけております。

また、現在「かかりつけ医」がいらっしゃる方でも当院の訪問診療を同時に受けることが出来ます。詳細についてはお電話にて問い合わせください。
TEL:048-446-6376
☆訪問診療のメリット☆
- 住み慣れたご自宅でご家族とともに過ごせる
- 生活時間や食事などに融通がきく
- 定期的且つ計画的訪問により、患者様の日常生活を考慮した上での診療が行える
- 24時間対応する体制がある
- 他の在宅サービスと連携を図ることができる
- ご自宅でお看取りすることができる
対象となる患者様
さまざまな理由で通院困難な方が対象となります。

- がん、難病にて自宅療養中の患者様
- 脳卒中後の患者様
- 認知症の患者様
- 神経難病の患者様
- 脊椎疾患・骨折にて通院困難な患者様
- 在宅酸素療法中の患者様
- 胃瘻を造設された患者様
- バルーンカテーテル留置中の患者様
※個別の事例に関してもご相談ください。
医療内容

- 採血検査、尿検査、心電図検査、エコー、胃瘻用胃カメラ、レントゲン
- 各種薬剤の点滴、注射
- 高カロリー輸液の管理、中心静脈カテーテルの留置、ポート管理
- 経管栄養(胃ろう・胃管)の管理、胃ろうの交換
- 人工呼吸器の管理
- 気管切開後の気管カニューレ管理
- 酸素療法の管理(在宅酸素療法)
- 腹水穿刺、胸水穿刺
- 褥瘡(床ずれ)の処理、創傷処置
- 尿カテーテル、膀胱ろう、腎ろうの管理・処置、導尿
- 人工肛門の管理
- がんなどの緩和ケア(痛みの治療)、ポンプ管理、在宅での看取り、ターミナルケア
- 脳卒中(脳梗塞・くも膜下出血・脳出血)、脳腫瘍等の継続的加療
- 認知症(アルツハイマー型・脳血管障害型)、パーキンソン病などの神経難病の加療
- 高血圧、糖尿病など慢性疾患に対する継続的加療
※個別の事例に関してもご相談ください。
ご利用開始までの流れ
①お電話にてご相談をお受けします。
- 病院の相談員様を通してのご依頼
- ケアマネージャー様からのご依頼
- ご家族から直接のご依頼 など
②訪問診療可能かどうかの審査いたします。
③訪問診療可能な場合、患者様ご家族へ訪問診療の説明をいたします。
- 訪問診療とは・・・
- 訪問診療にかかる費用 など
④初診日に同意書にご署名いただき、患者様の状態を確認し、今後の方針をお伝えします。
→24時間対応で訪問診療開始となります。
ご利用開始後のご説明
基本は「訪問診療」です
基本的には定期的に月2回、あらかじめ決まった日時に訪問します。(患者様のご状態に応じて、訪問回数を変えることも可能です)
訪問のスケジュールなどは、初回診察時にご相談の上きめさせていただきます。また、「訪問診療」をしている患者様の急な病状変化のときは「往診」をしております。
緊急時には
「訪問診療」で定期的に訪問している患者様が急な病気やケガのようなとき(たとえば、急に高熱が出たなど)は、「往診」を致します。往診を希望される場合は、お電話でお問い合わせ下さい。
お支払い方法
前月分の請求明細書が毎月20日頃に届きます。お支払いは基本的にはコンビニエンスストアでお支払いのできる請求書、ご希望によって口座振替にて対応させて頂きます。
保険証の変更など
「保険証類に変更があった場合は、速やかに申し出ください。
留意点
当院の在宅医療をご利用に当たり、以下の事項についてご協力をお願い申し上げます。

- 毎月月初に、保険証類(介護保険証・医療保険証・各種受給者症)の変更の有無を確認させて頂きます。お手数ですが、変更があった際は保険証の控えを取らせていただきたいと思いますので訪問診療の際にご提示をお願いいたします。
- 当院は訪問の手段として主に自動車を使用しています。
台風や大雪などの悪天候が生じた際は、安全確保のため訪問予定の変更や振り替え、またはキャンセルなどで対応をさせていただく場合があります。
利用者の解約権
利用者は辻川ホームクリニックに対し、いつでも在宅診療の提供の終了や休止を申し入れることができます。
終了や休止する場合は、事前にご連絡いただければ申し出のあった内容で終了または休止といたします。